今週のEBM,ナウ(98)
EBMT activity survey 2004
(欧州造血細胞移植統計2004年版)
過去15年間を振り返った欧州造血細胞移植グル-プの報告。2004年は初回移植例が22216例(図1)。移植種類は同種移植が33%。自家移植67%。適応疾患は図1下段のようにリンパ腫、白血病、固形がんの順。
1990年の総移植例は4234例(図2)。移植総数は15年間で約5倍と増加している。最近の傾向は同種移植の1/3がミニ移植、1/3は非血縁者からの移植。そして、慢性骨髄性白血病例は減少傾向。造血細胞移植源は骨髄液よりも末梢血幹細胞を利用する例が増加。以上
文献:Gratwohl D et al. EBMT activity survey 2004 and changes in disease indication
over the past 15 years. Bone Marrow Transplant 2006; 37:1069-85. |