EBM (Evidence based medicine::単なる、少数例の経験から得た知識ではない根拠に基づく医療行為。 |
今月のEBM,ナウ(31) ASH REPORT 2005 (Abstract #439) ハプロ移植に自殺遺伝子でDLI HLA半合致移植(ハプロ)では免疫能回復の遅さが後期死亡や再発につながるとの見方がある。そこで、自殺遺伝子を導入したドナ−リンパ球輸注療法(DLI)の報告。これにより、早期の免疫系再構築がなされ、ハプロ移植が安全に施行されるという利点があるという。欧州の多施設臨床試験第2相。再発例への移植では生存の中央値が201日。これは移植を受けなければ約60日の生存、そして移植しても約80日という欧州移植登録治療成績結果と比較してもて良好である。 TRM & relapse:移植関連死亡と再発 結論:臨床試験第3相を2006年に開始する。 |