皆様、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。第１４回細胞治療セミナーでは、２つのテーマについて講演を依頼しました。一題は同種移植術の実施に不可欠なHLAについて、誰にでもわかるように平易に解説していただこうと佐治博夫先生にお願いしました。HLAは我々のルーツを考える上でも非常に有効な手段であり魅力的な学問ですが、奥が深くとてつもなく難しく感じます。その概要を理解しておくことは日常診療にも非常に重要です。もう一題は成人症例で臍帯血を用いた「いわゆるミニ移植」について谷口修一先生にお願いしました。臍帯血移植は細胞数の関係から成人症例では難しいという予測に反し、日本では成人症例数が急速に増加しています。東京コンソーシアム（がんセンター中央病院、虎の門病院などのグループ）での移植成績を披露していただく予定です。奮ってご参加ください。
当番世話人:鹿児島大学医歯学総合研究科小児発達機能病態学分野
教授 河野 嘉文
記
| 日時 | 平成16年3月16日(火曜日) 18:30〜 |
| 場所 | 鹿児島東急ホテル ２F 桜島の間 鹿児島市鴨池新町２２-１ Tel:(099)257-2411 |
| 製品情報提供 | 18:30 | 18:50 |
「ケトライド系経口抗菌剤 ケテック錠」 藤沢薬品工業株式会社 |
| 特別講演１ | 18:50 | 19:30 |
座長: 鹿児島大学病院輸血部 講師 古川 良尚 |
| 「難治性腫瘍へのHLAミスマッチ移植戦略」 −NK/マイナー組織適合性抗原/IPA・NIMAコンセプトの視座から − |
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| NPO法人HLA研究所 所長 佐治 博夫 | ||
| 特別講演2 | 19:30 | 20:10 |
座長：鹿児島大学医歯学総合研究科小児発達機能病態学分野 教授 河野 嘉文 |
| 「臍帯血ミニ移植」 | ||
| 虎の門病院血液内科 部長 谷口 修一 |
セミナー終了後、情報交換の場を設けております。ご参加下さい。参加費を500円徴収させて頂きますご注意：いつもより開始時間が30分遅くなります